七十二候御朱印(末候)|鱖魚群と雪下出麦
日本人が古代から様々な色に遭遇し、色彩感覚を磨き、 素直に映しこんだ繊細な色の数々と、多彩な季節をの変化を感じつつ、 御参拝頂けると幸いです。
七十二候に着目した、いろもよう御朱印の詳細はこちらから
※書置きのみとなります※
・七十二候御朱印(末候):鱖魚群(さけのうおむらがる)と雪下出麦 (ゆきわたりてむぎいづる)の2種類
「鱖魚群」
大雪の末侯で12月16日〜22日。鮭が群れをなして川を上っていく頃。川で生まれた鮭は、海で大きく育ち、産卵のために故郷の川へと帰っていきます。不思議なことに彼らは自分の生まれた川をよく覚えており、長く海で生活した後でも、ほとんどの鮭はもとの川に戻ってくるそうです。
「雪下出麦」
冬至の末候で12月31日〜1月4日。降り積もる雪の下で、麦が芽を出す頃。麦は越年草で、秋に種をまいて、翌年の初夏に収穫します。寒さにも強く、辺り一面が雪に覆われていても、その下ではひっそりと芽吹き、暖かい春をじっと待っています。その後すくすくと育ち、6月頃、麦畑は黄金色に染まり、収穫のときを迎えます。
・台紙の色(日本の伝統色):天地始粛=紅掛空色(べにかけそらいろ) 雪下出麦=碧緑(へきりょく)
「紅掛空色」
かすかに紅がかった淡い空色のことです。色名は、藍で空色に下染した上に紅花で染め重ねる染色法から生まれました。別名「紅碧」
ちなみに、通常「碧」は緑色を指しますが、「紅碧」の場合は「空色」を指します。
「碧緑」
透明度の高い澄んだ緑色。 「碧」は古くから貴石とされてきた石英の結晶体のことです。 緑系の緑碧玉(りょくへきぎょく)のようなきらびやかさが貴さを感じさせます。
◎期間:12月5日~1月4日
◎初穂料:各500円
◎時間:9時頃~17時頃、水曜日は定休日(その他、臨時のお休みや時短になる日がございます)
◎書置きのみ(こちらでお貼りいたします)
◎アクセスについて
当社は山道入口がわかりにくく、車のナビを設定すると麓の社務所に案内されますので、御注意下さい。
■スマートフォンのgoogle mapアプリであれば、御館山稲荷神社で設定頂ければ大丈夫です。
■車のナビをお使いの場合は、諫早市永昌町42-24を設定頂ければ山道入口に着きますので、そのまま山道をお進み下さい