七十二候御朱印(次候)|天地始粛と鶺鴒鳴
日本人が古代から様々な色に遭遇し、色彩感覚を磨き、 素直に映しこんだ繊細な色の数々と、多彩な季節をの変化を感じつつ、 御参拝頂けると幸いです。
七十二候に着目した、いろもよう御朱印の詳細はこちらから
※書置きのみとなります※
・七十二候御朱印(次候):天地始粛(てんちはじめてさむし)と鶺鴒鳴 (せきれいなく)の2種類
「天地始粛」
処暑の次候で8月28日~9月1日頃。ようやく暑さがおさまり始める頃。「粛」は縮む、しずまる、弱まるという意味で、夏の気が落ち着き、万物が改まる時季とされ、少しずつ秋へ向かう気配が感じられます。涼風が心地よく大地に吹き渡ると、実りの時はもう目前です。
「鶺鴒鳴」
白露の次候で9月12日~16日。セキレイが鳴き始める頃。「チチッチチッ」と鈴のように高い声を放ちながら、秋の空をさわやかに飛んでいくセキレイ。日本神話の伊弉諾 (イザナギ) と伊弉冉 (イザナミ) に男女の交わりを教えたことから、「恋教え鳥」とも呼ばれます。
・台紙の色(日本の伝統色):天地始粛=島松鼠(しままつねず) 鶺鴒鳴=東京白茶(とうきょうしらちゃ)
「島松鼠」
ほんのりと黄色がかった、どこか寂しげな、落ち着きのある渋い緑。島の海辺で枝を伸ばして荒々しい波風にさらされ、じっと耐え忍んでいる松の枝ぶりを連想させる色です。島松はどんな風にも耐えられるように、土中では根をしっかり張りめぐらせていそうです。
「東京白茶」
薄い茶色の「白茶」にほんのり黄みが乗った色。京都から東京に都が移った明治時代、名前に「東京」を冠することが流行りました。まさに時の色、新時代が幕を開け心躍る人々の気持ちがうかがえます。明治以降は女性の着物にも多く用いられる色となっています。
◎期間:8月23日~9月22日
◎初穂料:各500円
◎時間:9時頃~17時頃、水曜日は定休日(その他、臨時のお休みや時短になる日がございます)
◎書置きのみ(こちらでお貼りいたします)
◎アクセスについて
当社は山道入口がわかりにくく、車のナビを設定すると麓の社務所に案内されますので、御注意下さい。
■スマートフォンのgoogle mapアプリであれば、御館山稲荷神社で設定頂ければ大丈夫です。
■車のナビをお使いの場合は、諫早市永昌町42-24を設定頂ければ山道入口に着きますので、そのまま山道をお進み下さい
◎諸々のご事情にてご参拝が叶わない方々のために、郵送による授与品のお申し込みを承っております。
お申込みは授与品サイトよりお願い致します。