いろもよう(七十二候)御朱印|雷乃収声と鴻雁来
日本人が古代から様々な色に遭遇し、色彩感覚を磨き、 素直に映しこんだ繊細な色の数々と、多彩な季節をの変化を感じつつ、 御参拝頂けると幸いです。
七十二候に着目した、いろもよう御朱印の詳細はこちらから
※書置きのみとなります※
■いろもよう(七十二候)御朱印:雷之収声(かみなり すなわち こえを おさむ)と鴻雁来(こうがんきたる)の2種類
「雷之収声」
二十四節気秋分の初侯 9月22日~9月27日。
雷が鳴らなくなる頃で春分に始まり夏の間鳴り響いた雷も、鳴りをひそめます。
空にはもこもことした鱗雲があらわれます。「暑さ寒さも彼岸まで」の言葉の通り、残暑も落ち着き、秋の気候へと変わっていきます。
「鴻雁来」
二十四節気寒露の初侯 10月8日~10月12日
ツバメと入れ違いに雁が北から渡ってくる頃。雁は日本で冬を過ごし、暖かい春(二十四節気の清明の頃)になるとシベリアの方へ帰っていきます。
毎年、初めに訪れる雁を「初雁(はつかり)」と呼びます。
・台紙(日本の伝統色):雷之収声=櫨染(はじぞめ) 鴻雁来=千歳茶(せんさいちゃ)
「櫨染」
櫨染とは、山櫨の黄色い心材を煎じた汁と灰汁で染めた濃い黄色をいいます。
山櫨は日本列島の温暖な地域に自生する樹木で、秋には美しく紅葉します。
実から蝋がとれ、昔はこれで紙を染めていました。
「千歳茶」
千歳茶とは、千歳緑を茶色がからせた暗い緑褐色のことで、「千哉」「千才」「仙斎」とも書かれます。
江戸時代には「四十八茶百鼠」といわれたように、様々な中間色が出揃いましたが、媚茶などと同じく千歳茶のような黄緑系の渋い中間色も茶と呼ばれていました。
婦人の紬の紋付に用いられたほか、男子の木綿にも使われていたようです。
◎期間:9月19日(土)~10月22日(木)
◎初穂料:各500円
◎時間:9時頃~17時頃まで
◎書置きのみ(こちらでお貼りいたします)
◎アクセスについて
当社は山道入口がわかりにくく、車のナビを設定すると麓の社務所に案内されますので、御注意下さい。
■スマートフォンのgoogle mapアプリであれば、御館山稲荷神社で設定頂ければ大丈夫です。
■車のナビをお使いの場合は、諫早市永昌町42-24を設定頂ければ山道入口に着きますので、そのまま山道をお進み下さい