七十二候御朱印|綿柎開と草露白
日本人が古代から様々な色に遭遇し、色彩感覚を磨き、 素直に映しこんだ繊細な色の数々と、多彩な季節をの変化を感じつつ、 御参拝頂けると幸いです。
七十二候に着目した、いろもよう御朱印の詳細はこちらから
※書置きのみとなります※
◎いろもよう(七十二候)御朱印:綿柎開(わたのはなしべひらく) と草露白 (くさのつゆしろし) の2種類
「綿柎開」
処暑の初侯で8月23日〜27日。綿を包む「柎=花のがく」が開き始める頃。綿は、7~9月にかけて黄色い花を咲かせ、実をつけますが、その実はやがてはじけ、ふわふわとした白い「綿毛」が顔をのぞかせます。
「草露白」
白露の初候で9月7日〜11日。野の草に降りた朝露が白く光って見える頃。露は、夏から秋への季節の変わり目など、朝晩の気温が下がる日によく見られ、秋の季語にもなっています。風と雲がない晴れた夜に地上の熱が上空に逃げる「放射冷却」という現象によって発生します。
◎文字の色(日本の伝統色):綿柎開=甚三紅(じんざもみ) 草露白=桔梗色(ききょういろ)
「甚三紅」
蘇芳による紅染めの代用染で黄みがかった紅色のこと。江戸時代も華やかな紅赤系の色は人気でしたが、紅花をつかった紅染はとても高価であったため、幕府によって度々禁制になっていました。それに対し、蘇芳を使った甚三紅は安価に染められることから、禁制にされることがなく、庶民達の愛好色として広まっていきました。
「桔梗色」
桔梗の花のような青みを帯びた紫色のことです。平安時代から愛されていた色名で、青紫の代表的な伝統色。桔梗は秋の七草の一つで、夏から秋にかけて青紫で星型の優美な花を咲かせます。
◎期間:8月23日~9月22日
◎初穂料:各500円
◎時間:9時頃~17時頃まで
◎書置きのみ(こちらでお貼りいたします)
◎アクセスについて
当社は山道入口がわかりにくく、車のナビを設定すると麓の社務所に案内されますので、御注意下さい。
■スマートフォンのgoogle mapアプリであれば、御館山稲荷神社で設定頂ければ大丈夫です。
■車のナビをお使いの場合は、諫早市永昌町42-24を設定頂ければ山道入口に着きますので、そのまま山道をお進み下さい
◎諸々のご事情にてご参拝が叶わない方々のために、郵送による授与品のお申し込みを承っております。
お申込みは授与品サイトよりお願い致します。