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いろもよう(七十二候)御朱印|土脉潤起と蟄虫啓戸

日本人が古代から様々な色に遭遇し、色彩感覚を磨き、 素直に映しこんだ繊細な色の数々と、多彩な季節をの変化を感じつつ、 御参拝頂けると幸いです。

七十二候に着目した、いろもよう御朱印の詳細はこちらから

※書置きのみとなります※

◆いろもよう(七十二候)御朱印:土脉潤起 (つちのしょううるおいおこる) と蟄虫啓戸 (すごもりのむしとをひらく)の2種類

「土脉潤起」
二十四節気の雨水の初侯で2月18日~22日。
あたたかな雨に大地が潤い活気づく頃。
降っていた雪がしっとりとした春の雨に変わり、凍てついた大地もゆっくりと潤い始めます。
忍び寄る春の気配に眠っていた植物が芽吹き始める季節です。

春の雨で潤い匂い立つ大地や、陽射しにとけたぬかるみ。
春には付き物の光景ですが、わずかな土に喜びを感じる北国の人にとって「春の土」は待ち焦がれる存在でした。

「蟄虫啓戸」
二十四節気の立春の初候で3月5日~9日。
地中で冬ごもりしていた虫たちが、暖かい春の気配を感じて姿を現し始める頃。
昔の人は、冬のあいだ土の中にいた虫たちが「戸」つまり穴を開いて顔を出すと表現しました。
虫と言っても、いわゆる昆虫だけでなく、蛇や蛙、とかげなど、土にひそんで冬を過ごす様々な生き物のことを指しています。

◆文字の色(日本の伝統色):土脉潤起=弁柄色(べんがらいろ) 蟄虫啓戸=聴色(ゆるしいろ)

「弁柄色」
暗い赤みを帯びた茶色で、「ベンガラ」とは、土中の鉄が酸化した「酸化第二鉄」を主成分とする顔料のことです。
インドのベンガル地方で良質のものが取られたことからベンガラの色名がつきました。ベンガラには耐水性や耐熱性があり、江戸時代の建築物によく使われていました。

「聴色」
紅花で染められた淡い紅色のことです。一般的には「一斤染(いっこんぞめ)」という色名で知られています。
古代、紅花は大変高価な染料であり、それを用いた紅染も色が濃くなるほど高額でした。そのため、皇族や高い身分の人にしか使用を許されない「禁色」とされ、逆にだれでも着用が許された色が聴色だったのです。

◎期間:2月18日~3月19日

◎初穂料:各500円

◎時間:9時頃~17時頃まで

◎書置きのみ(こちらでお貼りいたします)

◎アクセスについて

当社は山道入口がわかりにくく、車のナビを設定すると麓の社務所に案内されますので、御注意下さい。
■スマートフォンのgoogle mapアプリであれば、御館山稲荷神社で設定頂ければ大丈夫です。
■車のナビをお使いの場合は、諫早市永昌町42-24を設定頂ければ山道入口に着きますので、そのまま山道をお進み下さい

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