七十二候御朱印|桐始結花と涼風至
日本人が古代から様々な色に遭遇し、色彩感覚を磨き、 素直に映しこんだ繊細な色の数々と、多彩な季節をの変化を感じつつ、 御参拝頂けると幸いです。
七十二候に着目した、いろもよう御朱印の詳細はこちらから
※書置きのみとなります※
◎いろもよう(七十二候)御朱印:桐始結花(きりはじめてはなをむすぶ) と涼風至 (すずかぜいたる) の2種類
「桐始結花」
大暑の初侯で7月22日~27日。桐の花が実を結び始める頃。
桐は、初夏に薄紫色の花を咲かせ、盛夏を迎える今頃、卵形の実を結びます。この長さ3cmほどの実の中には、翼のある種子がたくさん入っており、風に乗って飛散します。
「涼風至」
立秋の初候で8月7日~11日。涼しい風が吹き始める頃。
まだ残暑は厳しいものの、夕暮れになるとどことなく涼しげな風が吹き、雲の色や形にも、さわやかな秋のにおいが感じられるようになってきました。日が落ちると、草むらから虫たちの涼しげな音色が聞こえ始め、季節の移ろいが感じられます。
◎文字の色(日本の伝統色):桐始結花=花葉色(はなばいろ) 涼風至=瓶覗(かめのぞき)
「花葉色」
山吹色より黄みがかった赤みの黄色です。本来は経糸(たていと)に黄色、緯糸(よこいと)に山吹色で織った織り色の名称です。緯糸の山吹色が強く現れるためこのような色になります。平安時代の皇族・貴族の衣服の有職故実書である「装束抄/しょうぞくしょう」にも「経糸・黄色、緯糸・花山吹」との記載される色です。
「瓶覗」
藍染めのときに染料をためておく瓶「藍瓶(あいがめ)」に、少しだけつけただけの淡い藍色を瓶覗といいました。また、瓶にはった水に映った空を覗き込んだような色という説もあります。薄い藍色を瓶覗き(かめのぞき)、濃い藍色を濃藍(こいあい)といいます。
◎期間:7月22日~8月22日
◎初穂料:各500円
◎時間:9時頃~17時頃まで
◎書置きのみ(こちらでお貼りいたします)
◎アクセスについて
当社は山道入口がわかりにくく、車のナビを設定すると麓の社務所に案内されますので、御注意下さい。
■スマートフォンのgoogle mapアプリであれば、御館山稲荷神社で設定頂ければ大丈夫です。
■車のナビをお使いの場合は、諫早市永昌町42-24を設定頂ければ山道入口に着きますので、そのまま山道をお進み下さい
◎諸々のご事情にてご参拝が叶わない方々のために、郵送による授与品のお申し込みを承っております。
お申込みは授与品サイトよりお願い致します。